新生児にタッチケアをするとストレスや痛みが減る!

新生児にタッチケアをすると
ストレスや痛みが減る!

赤ちゃんとタッチケア

子供に触れることで、CT線維という神経を通じて、オキシトシンがでて心地よさに繋がり、親と子の絆が深まると言われています。触れる側にもオキシトシンは出ると言われています。

では新生児に触れる/タッチケアをするとどうなるのでしょうか?

結論から言いますと、新生児に触れることで、ストレスや痛みの軽減につながるという研究があります。3つご紹介します。

新生児集中治療室の子供にマッサージ

NICU(新生児集中治療室)に入院している早産児にマッサージ療法をランダムに与えた。

マッサージ療法グループの早産児は、頭、肩、背中、腕および脚に適度な圧力をかけるマッサージと、四肢の屈曲および伸展からなる運動訓練を行った。15分間のマッサージを1日3回、5日間連続して受けた。

この調査結果は、乳幼児が入院中に数多くのストレス要因を経験することを考えると、注目に値する。マッサージは早産児に対する気持ちを鎮め、ストレスを減らす効果があることを示唆している。

Preterm Infants Show Reduced Stress Behaviors and Activity after 5 days of Massage Therapy.
Maria Hernandez-Reif,Miguel Diego,and Tiffany Field.


 

母親と新生児の触れ合いで痛みが減る

母親と新生児の皮膚と皮膚との接触が、踵の穿刺中の痛みを軽減するかどうかを調べた。

合計30人の新生児を研究した。踵への注射の間に、母親が全身を使って保持するか、皮膚と皮膚との接触、または介入なし(幼児用ベッド)のいずれかをランダムに与えられた。

介入の有効性は、採血中および採血後の泣くこと、顔面の紅潮、心拍数の差異を比較することによって決定された。

踵の穿刺処置中の幼児のコントロールレベルから、泣くことと顔面の紅潮がそれぞれ82%と65%減少した。

接触によって心拍数も実質的に低下した。皮膚と皮膚との接触は、新生児の踵の痛みに対して非常に強力な介入である。

Skin-to-Skin Contact Is Analgesic in Healthy Newborns.
Gray L, et al. Pediatrics. 2000

 


うつ状態の母親による乳幼児へのタッチ

乳幼児にタッチ刺激を与えることによって、うつ状態の母親が幼児の肯定的な影響と注意力を高め、相互作用中の典型的な情緒不足(無表情と声の表現)の欠如による悪影響を補うことができることを示唆している。

Depressed mothers’ touching increases infants’ positive affect and attention in still-face interactions. Peláez-Nogueras M, et al. Child Dev. 1996.


まとめ

3つの研究結果から、新生児に触れることは痛みの軽減、ストレスの軽減につながることが分かります。

お母さんが育児でうつ状態になっていると子供に影響が出る場合もあります。しかし、その育児で大変な状況でも、タッチケアを心がけると、乳幼児の情緒安定に一役買うことができます。

幼児へのタッチケアやベビーマッサージは、お子様がより楽しめるように行えば、非常に効果が高いでしょう。