福井勉先生・月刊スポーツメディスン4月号通巻199号・デルモニューロモジュレーティング

皮膚運動学の福井勉先生が
DNMについて
月刊誌にて取り上げて下さりました!

皮膚運動学の福井勉先生が、月刊スポーツメディスン・4月号・通巻199号にて、デルモニューロモジュレーティング/DNMについて取り上げて下さっています。皮膚の方向性だったり、方法などは似たものを感じるとおっしゃっています。

DNMの開発者ダイアン先生は、皮膚へのテーピングは固有受容感覚を変化させて、何らかの変化を出していると考えています。皮膚運動学やテーピングを神経科学や疼痛科学から考えることで、より進化させることが可能かもしれません。

―最近、わかってきたことは?

福井:カナダの女性臨床家が似たようなことをされています。この人は世界各国でワ ークショップを行っていて、書籍(“Dermo Neuro Modulating: Manual Treatment for Peripheral Nerves and Especially Cutaneous Nerves”)も出しています。

Diane Jacobsという理学療法士で、 Dermo Neuro Modulatingと呼び、ウエブサイトも持っておられます(⇒ http:// www.dermoneuromodulation.com/)。

詳細はまだわからないのですが、書籍やウエブサイトを見る限り、皮膚運動学に似ているところあると思います。

Jacobs 先生が行っているのは、末梢神経の痛みを皮膚への操作からとっていくというもので、強い刺激ではなく身体へのやさしい刺激で行っています。

皮膚を少しずらしておいて2 分間待つというような方法が多く用いられています。

詳しいことはわかりませんが、「こういう方向に皮膚を動かしたほうがよい」という方向性、英語では preferred directionと記されるものがあるのですが、それが私が思っているのと同じ方向であることが多いです。

私の場合は、姿勢がおかしくなったとき、こういう方向で皮膚を誘導するのがよいという考えですが、Jacobs 先生は痛みに対する皮膚からのアプローチでそこに違いがありますが、行っていることは似ていると感じます。

Jacobs 先生の仕事を見ているうちに、 皮膚と骨の相対的な位置関係というか、たとえば胸骨の上の皮膚を右に動かしたり、 左に動かしたりすると、細かく見れば、右には動かしやすいけれど左には動かしにくいというように、左右差があり、それは他 の部位との関係性があるということに気がついてから、いろいろ調べました。 …

―そういう姿勢と皮膚との関係という見方ではなく、Jacobs 先生は痛みへのアプロー チとして皮膚を見ている。

福 井: そうです。Jacobs 先生は世界中に 弟子のような人がいて、ワークショップを 各地で展開しています。まだ日本では開催されていないと思いますが、ヨーロッパ各 国、アメリカ、南米、台湾など広範囲でワー クショップは展開されています。


「Sportsmedicine No.199, 2018
月刊スポーツメディスン 4月号 通巻199号」 より引用。

特集 皮膚への注目
──皮膚へのアプローチで何が変わるか

1. 『皮膚運動学』と『皮膚テーピング』の反響と今後
──身体の動きと皮膚の関係の解明
福井 勉・文京学院大学 保健医療技術学部長・教授、理学療法士、医学博士

書籍はこちらから販売しているようです。皮膚に興味がある方は是非読んでみて下さい。
http://www.bookhousehd.com/msm/booksq199.html