顔の神経-三叉神経痛・顔面神経痛・顔の緊張-

顔の緊張と神経

顔の緊張の主な原因は、「神経」です。顔には沢山の神経があります。

顔

それらの神経は脳へつながり、顔の感覚や顔の筋肉を動かすなど「顔をコントロール」しています。

顔の緊張、頭の緊張でお悩みの方は、神経について詳しくなる必要があります。

神経の緊張がゆるめば、筋肉の緊張も緩み脳や自律神経もリラックスしていきます。

三叉神経と顔面神経について、下記をご覧ください。


■三叉神経

三叉神経とは、顔に分布する神経です。感覚と運動の両方の神経があります。

その神経が、血管の圧迫、精神的なストレス、睡眠不足、腫瘍など様々な影響を受けて、顔の痛みやしびれ、まぶたの痙攣などを起こしてしまうことがあります。

以下のように、4つの部位に分けて説明します。


■こめかみ

耳介側頭神経・頬骨側頭神経

耳の前側を上に通る耳介側頭神経と、頬骨側頭孔から現れて、こめかみ辺りから上に分布する頬骨側頭神経です。


■目の下

頬骨顔面神経・滑車下神経・眼窩下神経

眼窩下神経は、眼窩下孔という目の下にある骨の穴から現れます。

頬骨顔面神経は、頬骨顔面孔という頬骨の穴から現れます。

滑車下神経は、目の内側である鼻の付け根付近に分布します。目が疲れた時に無意識的につまんだりする場所です。


■目の上

眼窩上神経・滑車上神経

眼窩上孔と呼ばれる、目の窪み上部から上へと分布する眼窩上神経と、やや内側から現れ、少し短く分布する滑車上神経です。

共に眉毛のあたりで圧迫されやすい構造です。


■顎と鼻

外鼻神経・オトガイ神経

鼻の辺りに分布する外鼻神経(がいび)と、顎のオトガイ孔から現れるオトガイ神経です。顎先の緊張に関係します。


■顔面神経

三叉神経とは違う神経である顔面神経は、顔の筋肉をコントロールしている運動神経です。

顔の緊張や表情を作りにくい場合は、この神経の緊張が考えられます。

顔面神経

この神経は、耳の付け根辺りから現れ、顔の表情に大きな役割を果たしています。

脳や神経経路のどこかで、腫瘍や血管による圧迫などの問題が起こると、顔面神経麻痺になることがあります。


顔にはやさしく

このように顔の筋肉や感覚を司る、三叉神経と顔面神経は、顔の骨の穴から皮膚に現れることが多いのが特徴です。

その神経の出口点は、絞扼されやすく、痛みやしびれやコリのような状態で悩まされやすい箇所でもあります。

顔の皮膚には、多くの血管や神経があります。

決して強く押したり骨を矯正しようとしないことが大切です。

※ちなみに頭蓋骨や顔の骨は、医学的にみて動きません。